それは13年前
革の世界に飛び込んで間もない頃の作品(ハーフウォレット)を育ててくれてた友人が、2代目のお財布をオーダーしてくれた。
革の技法や仕立て方なんて見様見真似で、今見ると何ともお恥かしい。
この頃は革生地制作もなく、届いた革を糊で磨いて裁断して縫ってオイル塗りこんだだけで
おおぉーー、、なんて自分で感動しながら「良いものが出来た」と勘違いしていたなぁ(笑)
精一杯作ったんだけどね。
↓こちらはエンジニアをやっている彼が、作業服のポケットと言う革にとって非常に過酷な環境で13年間育てたウォレット。
おかげさまでズタボロ博物館金賞が頂けそうな雰囲気です。
友人の手はハーレーのエンジンオイルで良い味を出してるね。
「仕上がりはいつでも良いよ」のお言葉に甘え、納期のずれ込みを優先してずいぶん後回しにしてしまってごめんね。
14年間色々な事があって、見守ってくれている方々の生温かい温もりを感じて、学んで、
どんどん革が好きになって、好きが愛情に変わって
新しい作品から、14年間積み重ねた「何か」を感じてもらえたら嬉しいな◎
どうもありがとう!